登城記録は何を書けばいい?
結論、一行でいい

更新日: 2026年7月27日 · 執筆: 城道(SHIRODO)開発者

登城記録は一行で十分です。書くのは日付・城名・その日いちばん印象に残ったもの、この3つだけ。項目を増やすほど記録は続かなくなります。まず一行から始めて、書きたくなった日にだけ足せば大丈夫です。

まず、一行だけ書く

形式は自由です。実際にはこれくらいで足ります。

7/21 姫路城 本丸東面の石垣、隅の算木積みがきれいだった

所要 10秒

これで記録として成立します。天守を降りてベンチに座ったまま、その場で終わります。

大事なのは城を出る前に書き終えることだけです。帰ってから書こうとした記録は、ほぼ書かれません。城を出た瞬間から記憶は薄れはじめ、家に着くころには「きれいだった」しか残っていないからです。

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なぜ「いちばん」を一つだけなのか

城名と日付だけの記録は、数年後に読み返しても何も戻ってきません。かといって見たものを全部書こうとすると、その日から続かなくなります。

「その日いちばんだったもの」を一つだけ選ぶと、この両方を回避できます。ひとつに絞ると、逆にその日の記憶がまるごとそこに紐づいて戻ってくるからです。石垣でも、門でも、城下の眺めでも、売店のソフトクリームでもかまいません。

選ぶ手がかりが欲しいときは、城めぐりタイプ診断で自分がどこに目が向く人かを知っておくと、記録する対象が定まりやすくなります。

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書きたくなったら足すもの(任意)

先に書いておくと、以下はすべて書かなくて構いません。空欄のままの記録が並んでいるほうが、完璧を目指して記録ごとやめてしまうより、ずっと価値があります。
写真を一枚(+20秒)「いちばんだったもの」を撮っておくと、一行の記憶がさらに戻りやすくなります
次に来るなら(+30秒)「冬の早朝に」「資料館は月曜休館」。未来の自分への申し送りになり、再訪の計画が立ちます
天気と歩いたルート(+30秒)石段のきつさや混雑の理由が後からわかる。凝りたい人向けで、なくても困りません

順番にも意味があります。写真 → 次への申し送り → 詳細、の順に「後で効いてくる度合いが高い」ものから並べています。上から気が向いた分だけどうぞ。

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道具は何がいい? ノート・御城印帳・スタンプ帳・アプリ

「記録する」と一口に言っても、認定のための記録思い出のための記録は別物です。目的が違うので、多くの人が併用しています。

方法主な目的費用弱点
公式スタンプ帳 100名城の登城認定を受ける 770円〜
(公式ガイドブック付属)
押せるのは現地の開館時間内のみ。感想は残らない
御城印帳 御城印(書き置き)を集める 2,000円前後+
御城印300円前後/枚
販売のない城も多い。スタンプ帳の代用にはならない
ノート・手帳 感想・スケッチ・半券を自由に残す 数百円 荷物になる。書く場所と時間が要る。検索や集計はできない
記録アプリ 一行のメモをその場で残す 無料のものが多い 電池切れに弱い。サービス終了のリスクがある

▶ 結論: 認定=公式スタンプ帳一行の記録=ノートかアプリ。この2つは競合しません。

※ 別の紙に押したスタンプを切り貼りしたものは原則無効とされています。押し間違えたときの扱いは日本城郭協会の公式FAQで案内されているため、押し直す前に確認するのが確実です。

ノートとアプリ、どちらが続くか

手を動かして残したい人はノート、荷物を減らしたい人はスマホが向いています。判断基準は好みだけで十分ですが、ひとつ言えるのは「その場で終わるほう」が続くということです。ノートを鞄の底に入れていると、結局その日は書かずに終わります。

なお城めぐりアプリは大きく位置情報ゲーム型(現地でチェックインして城を"攻略"する)と記録帳型(訪問と感想を静かに残す)に分かれます。集めて競いたいか、記録だけしたいかで選ぶと失敗しません。

出典: 公益財団法人日本城郭協会(スタンプラリー注意事項)。全100城の一覧は日本100名城 一覧、当日の持ち物は城巡りの持ち物リストへ。

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一行の記録を、その場で

城道(しろどう/SHIRODO)は、日本100名城の登城記録とメモを残せる無料iOSアプリ。城の前で「登城」を押し、感じたことを一言だけ残す——それで終わりです。記録はあなたの端末とiCloudにだけ保存され、機種変更しても引き継がれます。毎朝ひとつ届く「問い」で、城の文脈を知ってから訪ねられます。

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よくある質問

登城記録には何を書けばいいですか?
登城記録は一行で十分です。日付・城名・その日いちばん印象に残ったもの、この3つだけ書けば記録として成立します。項目を増やすほど続かなくなるため、まず一行から始めて、書きたくなった日にだけ写真や次回への申し送りを足すのがおすすめです。
登城記録はいつ書くのがいいですか?
城を出る前、その場で書き終えるのが確実です。帰ってから書こうとした記録はほとんど書かれません。城を出た瞬間から記憶は薄れはじめ、家に着くころには「きれいだった」しか残らないためです。天守を降りてベンチに座ったときが、いちばん言葉が出てきます。
登城記録が続きません。どうすればいいですか?
書く項目を減らしてください。登城記録が続かない原因は意志ではなく、項目が多すぎることと、帰宅後の作業にしていることの2つです。見たものを全部書こうとせず「その日いちばんだったもの」を一つだけ選ぶと、記録は続きます。空欄のある記録が並ぶほうが、完璧を目指してやめてしまうより価値があります。
100名城の公式スタンプ帳があれば登城記録は要りませんか?
役割が違うため、両方あると後で効きます。公式スタンプ帳は日本城郭協会の登城認定を受けるための仕組みで、残るのは「行った」という事実だけです。その日に何を見て何を感じたかは残らないため、感想を残したい場合はノートや記録アプリを併用します。
登城記録はノートとアプリのどちらがいいですか?
手を動かして残したい人はノート、荷物を減らしたい人はスマホアプリが向いています。判断の決め手は「その場で終わるほう」です。ノートを鞄の底に入れていると、結局その日は書かずに終わります。城めぐり記録アプリの城道(しろどう/SHIRODO)なら、登城を記録して一言メモを残すまでその場で完結します。
御城印と登城記録は何が違いますか?
御城印は城で頒布される書き置きの記念印で、御城印帳に貼って集めるものです。登城記録は自分で書き残す訪問の記録を指します。御城印は販売のない城も多く、また100名城スタンプの代用にもならないため、記録として確実なのは自分で残す一行のメモです。
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この記事について 執筆: 城道(SHIRODO)開発者 Katsuhiko Sakata。日本100名城の登城記録アプリを開発しながら、自身も城をめぐっています。内容は実際の登城経験と公益財団法人日本城郭協会の公開情報に基づいています。 公開: 2026年7月27日 / 最終更新: 2026年7月27日